Bicycle Race

  • KEI
  • 2011.04.08




震災の影響で、自転車が売れているらしい。

特に地震の当日なんかは、帰宅困難者が殺到し、店舗が空っぽになった自転車屋なんかもあるという。

その後も電車の運休・減便等により、自転車での通勤、通学に切り替えた人も少なくないようだ。

そもそもメインマシンが自転車であるボクからすれば、それは悪くない傾向だ。

自転車屋だった祖父、和宗治も草葉の陰で喜んでいるにちがいない。

「ケイちゃん、ポカリス飲むか?」

いつもポカリスエットを絶妙に略していた和宗治の笑顔が目に浮かぶようだ。

とにかく、これを機にもっと自転車というモノが見直されることを期待したい。

と、思っていたところ。

少しずつ首都圏の電車は通常通りに戻りつつあるようで。

それに伴い、人々は再び電車を利用するようになり、自転車はまたしても斜陽へ。

寂しいことではあるけれど、生き馬の目を抜くような都会生活では仕方の無いことなのかもしれない。

しばらくは、在庫を抱え過ぎた自転車屋を街で見かけることになるのだろう。



・・・でだ。

そのような現状でだな。

なんで盗むかな。

オレの自転車。

しかも自宅マンションの敷地内からよ?

ねえんだもの。

昨日乗ろうと思ったら。

別にいいヤツじゃないんだよ。

いたって普通の中古。

帰宅困難者がつい魔が差して拝借ってなことならまだしも。

そんな時期はとうに過ぎてるしさ。

なんでかね?

しかも驚いたのは、盗難の事実もさることながら、それを発見した時のオレの第一声が


「やはり」

だったことだ。


なんなんだ。

何を感じ取っていたんだ、オレは。



自分の深層意識にうすら寒いものを感じた春の夜の出来事。




K E I

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