BE-BOP HIGHSCHOOL

  • KEI
  • 2010.04.13



ボクは人に

「顔がコワイ」

と、よく言われる。

この前も対バンの人に言われたし。

隣にいたのがMitchだから、さらに倍なんだろうだけど。

ロック界のヒロシとトオル。


思えば、その始まりは16の頃だった。

高校生となったボクに、クラスメイトの多くが優しくしてくれた。

クラいボクなのに、友人が沢山出来た。

後になって、それは「ヤンキーだと思ったから」だという事が分かった。

「最初に友達になっておけば安心」という事らしかった。


ちがうんです。

このリーゼントは。

柴田恭兵 意識なんです。


しかし、それは世間には通用せず、下校途中にはカラまれ、遠足に行けば

BEーBOP ENSOKU ~高校与太郎哀歌~

という有難くないサブタイトルの対校戦に巻き込まれる始末。

また、大人になった今でも、街で、電車で、かなりの高確率で酔っ払いにカラまれる。

酩酊したオヤジ共はボクの顔を覗き込むようにして、決まってこう言うのだ。

「なんだ、その目は」


…ちょっと待て。

オレ、アンタの事見てなかったよね?

文庫読んでたよね?

ナンシー関の「顔面手帖」


しかし、それはオヤジには通用せず、気がつけば

BEーBOP JR ~高校与太郎狂想曲~

クランクイン!となるのである。



そして、もう一つ、「顔がコワイ」と同じくらいの頻度で遭遇する事象に

「店員と間違われる」

というものがある。

原宿の洋服屋で「試着していいですか?」と聞かれ

練馬の古本屋で「本売りたいんですけど」と言われ

名古屋の喫茶店で「アイスコーヒー2つ」とオーダーされる。

ボクが、服を選んでいるのにだ。

立ち読みをしているのにだ。

コーヒーを飲んでいるのにだ。

彼らが何を以ってボクを店員と判断したかは分かりかねるが、少なくともその時彼らはボクに、なぜか「話しかけやすい」なにかを感じたのだろう。


「顔がコワイ」と「話しかけやすい」。

個性というには、あまりに果てしないこの距離感

その狭間を埋めるものは一体何なのか?


そんな事を考えていると

「今、すごいコワイ顔してるよ」

と話しかけられる。





K E I (トオル)





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