春ラララ

  • KEI
  • 2010.04.15



Bow Wow Wow!


先日、深夜に突然、ウチの犬がけたたましく吠え出した。

何事かと飛び起きると、なるほど、どこからか怪しげな声が聞こえてくる。

出た

もしかして出ちゃった?

おそるおそる声のする方へ向かってみると、どうやらそれは窓の外のようだ。

一安心。

とりあえず、「出た」んではないらしい。

外をのぞいてみると、ウチの前の路地に誰かが立っている。

揺れながら。

グルーヴしながら。

見知らぬ若者だ。

酔っ払いでもなさそうだ。

その口からは、なにやら歌らしきものを発している。

「この長い長い下り坂を~…」

…?

…それは

……「ゆず」だね?

「君を自転車の後ろに乗せて~…」

分かった。

心意気は伝わった。

ただ、なぜに深夜にキミはウチの前で「ゆず」を歌うのか?

「ブレーキいっぱい握り締めて~…」

いや、今のキミは ノーブレーキ だろ!

「ゆっくり ゆっくり 下ってくぅ~」

全力で下っていけよ!今すぐ!

Bow Wow Wow!

いや、お前はハモんなくていいんだよ!


…とにかく、分かった!

分かったから!

春だってことは。

春だからなんでしょ?

どうもありがとう。 春を告げに来てくれて。

さよなら、春の妖精さん!













「この長い長い下り坂を~…」 

…また始まっちゃったよ。








…ちょっと待て。

それ、 の歌じゃなかったっけ?







K E I


スポンサーサイト